「生命とは何か?」をガチで研究する会

普段なかなか長期的なテーマに挑めない研究者4人が、ガチで「生命とは何か?」について考える場としてブログを開設しました

「生命とは何か?」ってどれくらい進捗すればスゴいの?へのコメント

 何をもって”わかる”ことになるのか考え始めると難しいけど(それは哲学者に任せることにして)、個人的には(“わかった”指数)1もまだ達成されてないような気がする。それは、僕の経験不足によるものも一つだけど、それ以上にわかってないと思うんだよね。

 生物学は、物理学で言ったらニュートン力学まで辿りつくまでまだまだ遠くにある気がする(裏を返せば、「生命とは何か?」は物理学分野で扱えってことなんだろうけど、、、)。

 ニュートン力学だって素粒子の世界では量子力学が正しくて、重力が強い場合は一般相対性理論が必要になってきてって、歴史的に修正されてきたけど、(ニュートン力学)当時は、(将来は修正されるものであったとしても)“わかった”数値はかなり上がったと思う。熱力学なんかは、条件を限定することで修正されることもないし、めちゃくちゃ“わかった”指数は高い。

 生物学分野でも同じような“わかった”指数が上がるような研究をするべきだと思うし(個人的には不可能ではないと思ってるし)、条件付きであったり正確性に欠けた(将来、修正された)としても、“わかった”指数が確実に上がる研究を考えないといけないね!

 

みっきー(橋本 幹弘)