「生命とは何か?」をガチで研究する会

普段なかなか長期的なテーマに挑めない研究者4人が、ガチで「生命とは何か?」について考える場としてブログを開設しました

「生命とは何か?」ってどれくらい進捗すればスゴいの?

 たかはし『たとえばさ、生命とは何か、って、完璧にわかるのが100だとして、今どれくらい分かってると思う?』
 田中「えー、わかんないですけど、5くらいじゃないですか」
 たかはし『その5のうち、いわゆる4つの定義(自己複製、エネルギー代謝、コンパートメント、進化する力)ってどれくらい占めてる?』
 田中「うーん、1.5くらいですかね」
 たかはし『おぉ、けっこう、割合大きいね』
 田中「まぁ、あれ、ディフェンス能力マジで高いですからね」
 たかはし「帰納的にはかなり正解だもんね」

 

 たかはし『じゃあさ、じゃあさ、俺らで5をどれくらい増やせば、みんながスゲーって言ってくれると思う?』
 田中「とりあえず10にでもなれば十分じゃないですか?だって、ゆーたって倍っすよ。かなりキツいんじゃないかっていう」
 たかはし『でも、生命とは何か?って完璧な解答を追い求めて、ずっと考えてるよりも、5を10にしようとするほうがだいぶ現実的に感じるよね』
 田中「確かに」

 

 たかはし『ちなみにさ、平衡状態って、どれくらいだと思う?』
 田中「70くらいじゃないですか」
 たかはし『意外と低いね。90くらいでも良いかなぁと思ったけど』
 田中「まぁ、極低温とか、わかってないこと多いんでしょ?」
 たかはし『まーそうだけど・・・、、そうね、確かに、多種類だとわかってないことばかりだし、低温物性もそうだし磁性体もそうだし、完璧とはほど遠いもんな。平衡統計力学の基礎付け的なところだけでいくと90くらいでも良い気がしたけど、平衡状態一般で考えると70も大きく見積もりすぎかもしれん』

 

 たかはし『だったらさ、生命とは何か?以外の他の話題で、10くらいしかわかってないことって、なんかある?』
 田中「えー、なんだろう??」
 たかはし『なんでも良いよ。ゲームでもアニメでも流行でもネットでも。いったんアナロジーで考えよう(この会話、ぜんぶアナロジーなんだけどさ笑)』
 田中「たとえば、Twitterで炎上が起こるメカニズムとかって、ちょうど10くらいじゃないですか?」
 たかはし『まぁそうね。俺もけっこうコントロールできるようになってきた気がするけど、でもそれでも実際昨日、ツイート投げる前の予想に比べて大きく外したし笑、なかなか難しいよ』
 田中「それなりにロジックはあると思うんですけど、30も分かってたら、もっとみんな炎上でマーケティングすると思うんですよね」
 たかはし『確かにな。それをしないってことは、まだまだコントローラブルじゃないってこった』

 

 たかはし『Twitterの炎上について、ベースラインになってるのって、例えばなんだろう?って考えたときに、ニートが何言っても炎上させられない、ってあると思うんだけど、どう??』
 田中「立場が無い人は炎上しない、みたいな感じじゃないですか?」
 たかはし『そうそう』
 田中「あー、ニートってなんで何言っても炎上しないんでしょうね?」
 たかはし『ホームレスに説教されると否定できない、っていうのがあってさ笑』
 田中「なんでだろう?否定しても意味ない、みたいな感じになるからですからね」
 たかはし『人は、成功者にはいくらでも、それは偶然だ!って言えるけど、客観的に明らかに失敗しちゃってる状態の人には何も言い返せない、ってのがあるんじゃないのかなぁ』
 田中「やっぱり否定しても意味ないってことなんじゃないですかね」

 

 たかはし『たとえばさ、ニートが何言っても炎上させられない、って10のうち、どれくらい占められると思う?』
 田中「うーん、わかんないですけど、3くらいは占められるんじゃないですか?」
 たかはし『それってさ、生命の4つの定義の1.5と近い?それとも遠い?』
 田中「近くはないと思いますよ。4つの定義ってもっともっとベースですから。Twitter炎上でいったら、同じ立場の人の同じ発言だったらフォロワー数が多いほうが炎上は起きやすい、くらいじゃないですか?」
 たかはし『じゃあ、生命とは何か?をガチで考えるにあたって、Twitter炎上で言うところの、ニートが何言っても炎上させられない、くらいの法則を実験的に示せたら面白いかもしれないよね』

 

 たかはし『ちゅうわけで、5から10にするためのネタを、何か考えておいて(俺も考えるけど)』
 田中「たかはしさん、それめっちゃ(むちゃぶり的に)スゴいこと言ってるんですけど、大丈夫ですか?笑」

 

たかはしけい